産地の歩み

金沢東部の浅川区には昔から各家庭の周りにゆずの木があり、晩秋に黄金の実を付け香りを漂わすのを家庭で消費していました。

昭和50年ごろ、コメの生産調整による減反政策の流れを受けて、一般のゆずの苗木約200本から栽培が始まりました。昭和62年に徳島の木頭村で、 全国初のゆずサミットが開催された時、当時の部会員が参加しました。その時から積極的に優秀な木頭ゆずの植樹がされたことで、今ではほとんど  の品種は木頭ゆずとなっております。

その木頭ゆずは芳醇な香りと酸味が魅力のゆずですが、北陸地方の気象環境によってゆずの皮も厚くなるほど、香りが強くなっていることから、 金沢ゆずの特徴となっています。

部会の概要

  1. 栽培面積 1.8ha
  2. 本数 約1200本
  3. 生産量 10トン
  4. 部会員 13名
  5. ゆず商品(金沢ゆずを原料にした他社商品)
    • 金沢湯涌サイダー
    • ゆず胡椒
    • 金沢柚子みつ
    • 金澤ゆずポン酢
    • ゆず醤油
    • 湯涌ゆずエール
    • 金沢ゆず酎ハイ
    • 加賀棒ほうじ茶

部会の沿革

当初は浅川地区での浅川柚子部会として発足しました。平成15年から3年間、柚子街道に柚子が植樹され、「湯涌街道 ゆずの街道(みち)と 愛称名がつき、平成17年に当時の山出市長の助言で浅川柚子から金沢柚子に、また部会名も金沢柚子部会に変更しました。

平成21年10月に柚子絞汁機を導入、これまでの手絞りからの機械化しました。

現状と今後の取り組み

近年、金沢ゆずを使ったゆず加工品、商品が高く評価されてきていますが、まだ金沢ゆずの地名度は高いとは言えず、2017年から 柚子部会に若い担い手が加わり、浅川地区特産の金沢ゆずをブランド化したいとの強い思いから、昨年の11月第1回「金沢ゆず香るん祭り」  を開催しました。これによって、ゆず販売の拡大や新規会員の増加、さらにはこの地域の活性化や、耕作放棄地の解消につながっていくと期待されます

ゆずの特徴

ゆずには強い抗酸化力があり、ビタミンCなど豊富です。そのゆずに含まれている成分が老化の予防、疲労回復、血流改善など様々な 症状に効果があると報告されています。 冬至のゆず湯は、寒い時期の血流をよくして健康を保つ慣習です。ゆずをお風呂に入れると風邪を引かないといわれています。また、ゆずの香りも、  リモネンなど香り成分を含むためリラックス効果に役立ちます。

金沢ゆずの歩み

昭和50年〜転作田にゆず苗木200本の新植から始まる。
昭和50年4月浅川柚子部会の発足
昭和62年6月徳島県の木頭村で開催された全国初ゆずサミットに参加
平成元年6月埼玉県毛呂山町 毛呂山ゆず視察研修
平成9年6月京都市水尾 水尾ゆずの里視察研修
平成13年6月埼玉県越生町 神山農園視察研修
平成15年〜17年湯涌街道にゆずの苗木1000本植樹「湯涌街道ゆずの街道 (みち)」
平成17年4月「浅川柚子部会」から「金沢柚子部会」に変更
平成20年6月徳島県小松島 井河鉄工所へ搾汁機の購入検討視察
平成21年10月井河鉄工所の搾汁機を導入
平成22年2月高知県馬路村へ馬路村の施設、商品など視察研修
平成24年2月兵庫県安富町 直売所兼加工場、安富ゆず視察研修
平成25年6月砺波市庄川 庄川ゆず視察研修
平成26年2月徳島県上勝町 JA東とくしまの加工場施設視察研修
平成27年6月能美市和木町 国造ゆず団地のゆず視察研修
平成27年11月湯涌夢二館にて新商品「柚子こしょう」のお披露目会
平成28年6月京都市「水尾ゆずの里」村上農園視察研修
平成29年3月「金沢柚子」のブランディングの構築に向け意見交換会の開催
平成29年5月〜翠星高校の生徒とゆずの圃場、商品作りなどで交流
平成29年5月北陸大学の学生達とゆずの圃場で交流
平成29年6月第2回広坂ファーマーズマーケットに初出店
平成29年6月埼玉県越生町 神山農園と越生特産物加工工場の視察研修
平成29年9月「国際ビアカップ 2017」の部門別クラフトビールで金賞「湯涌ゆずエール」で受賞(オリエンタルブルーイング)
平成29年9月翠星高校「金沢ゆず」の果皮の廃棄ゼロを目指した製品開発を発表
全国最優秀賞の「文部科学大臣賞」を受賞
平成29年10月翠星高校「金沢ゆず」の果皮の廃棄ゼロを目指した製品開発を発表
全国最優秀賞の「文部科学大臣賞」を受賞
平成29年11月東浅川小学校で「第一回 金沢ゆず香るん祭り」の開催
平成30年3月寶酒造が金沢ゆずクラフト酎ハイ発売、地域限定発売
平成30年6月徳島県那賀町(旧木頭村)「黄金村」視察研修
平成30年11月「第2回金沢ゆず香るん祭り」開催予定